コーチングはどんな時に依頼するべきなのか?
パーソナルコーチのやなけんです。
最近はコーチングという言葉自体が少しずつ浸透してきたこともあり、コーチを探しているビジネスパーソンが増えていると感じています。仕事で悩むときもあるけれど、仕事は任され充実感を感じている。ずっとこの会社で働いているけど、この先このままで良いのだろうか?
コロナ禍でのリモートワークにより、仕事でもプライベートでも自宅にいて自問自答する事が増えてきた…周りに相談できる人もいないので、モヤモヤして過ごしている。
果たして自分のこの状態は、コーチングを頼んでも良いのか? 効果があるのか? わからなかったりしますよね。
コーチングには興味あるけれど、自分は依頼しても良いのか? 否か? そんな疑問を持つ人へ向けた記事です。
そもそもコーチとは?
コーチと言うと、スポーツチームのコーチを思い浮かべると思います。
なんとなく「指導者」という感じがしますよね。
コーチ(Coach)という言葉が誕生したのは1500年代とされていて、weblioによると「公式儀式用または鉄道以前に用いられた)四輪大型馬車、(長距離用)バス」などと表記されています。馬車は乗る人を目的地まで送り届ける意味から、コーチはその対象者の目標達成をサポートする役割を持つ者と考えることができます。
ここで、コーチという言葉の歴史に触れると、、、
1840年代に、オックスフォード大学で受験指導を受けるために学生が雇った個人教師の事を、コーチと呼ぶようになったと言われています。1880年代には、ボート競技の指導者をコーチと呼び始めたのがきっかでスポーツの世界に広まり、1950年代にはハーバード大学でビジネススキルとしてのコーチングが研究されはじめました。
1990年代に入るとマンツーマンのコーチングが登場し、経営者や幹部、自己実現を目指す人がコーチングを受けるようになりました。
コーチングセッション
コーチングを実施する時間の事をセッションと呼びます。
会議だったり会期であったりと、おなじみの言葉ですが、コーチングにおけるセッションは、音楽で言うところの「合奏」のイメージがぴったりだなと個人的に捉えています。
合奏は、息が合わないとグダグダになります。
コーチングは、クライアントとコーチが伴にクライアントの目的地に向かって協働(もしくは伴走)します。コーチングにおけるセッションとは、スポーツのコーチのように指導者ではなく、合奏のイメージを持ってもらえると理解しやすいでしょう。
コーチングの活用
コーチングは、コーチング案内でも触れていますが、効果がある人とない人がいます。コーチングの効果がない人は下記の特徴があります。
- 今の現状で充分満足している
- アドバイスや解決の答えを探している
- メンタル的な病を抱えている
変化を望んでいない人や、問題の解決策が欲しい人、メンタル的な病を抱えている人にはコーチングは機能しません。
逆を言うと、上記以外の人であればコーチングの対象となります。
過去に扱ったテーマを例にすると、
- 自分の特性について
- 今後の仕事の方向性について
- 海外現地採用で働いているが、今後の自分について
- 恋愛について
- 仕事の優先順位について
- 現職のモヤモヤと転職について
- 仕事以外で自分が満足や自信が持てるものがほしい
- 起業後の動きに関する振り返り
様々なテーマで実際にセッションを実施しています。
頭の中が色々な思考でいっぱいの人は、コーチングで話すことから始めて、未来の自分に会いに行く最初の一歩を見つけて欲しいなと思います。
著者プロフィール
- 1974年生まれ。福岡県出身、神奈川県在住。国際コーチング連盟ACC、国家資格キャリアコンサルタント。仕事で行き詰っている時にコーチングと出会い、救われた経験から認定コーチとなる。クライアントは20代〜50代ビジネスパーソン、中小企業経営者と幅広く、テーマも幅広く対応。趣味はプロ野球観戦と宝くじ。好きな物はパフェとアイス。特にセブンプレミアムアイスが大好き。
最新の投稿
- ブログ2021年9月14日ICF ACCに合格しました! 行動の振り返りとこれからの抱負
- ブログ2021年6月30日オンラインでパーソナルコーチングを受ける
- ブログ2021年5月31日お客様は神様なの? 接客業の皆さんに考えて欲しいこと
- ブログ2021年5月29日あなたの職場のミッション(使命)は何ですか?