気分が落ち込んだり、鬱っぽいと自分で感じた時に意識したいこと
パーソナルコーチのやなけんです。
20代後半の時に、僕は仕事が原因で病気を患ってしまいました。心療内科へ通っていましたが5年くらい通った頃に「一体いつまで通えばよいのだろう…」と思い、勝手に通うのを辞めてしまいました。その後に心の病気ではなく、ストレスから来る難病だったと判明したのですが……。
あれから10年以上が経ちましたが、なんとか生きています。
今でも、気分が落ち込んだり思い詰めてしまうこともあるのですが、そんな時に意識して行動している事を共有していきたいと思います。
どんな時に気分が落ち込む?
皆さんは、どんな時に気分が落ち込みますか?僕は、自分に対して周囲が理解をしようとしなかった時や、人間性を否定された時にものすごく気分が落ち込みます。できるだけ、異なる視点や意見を持つ相手に対して「その考えや発言に至った経緯を、相手の視点で考察し理解する」ように意識しています。
しかし、相手がそのような考えをまったくもっておらず、結果的にその考えや発言が正しかったとしても自分の主張ばかりを押し通す姿勢に落ち込んでしまいます。
自分で鬱っぽいなと感じた時に意識していること
鬱のスイッチが入ったなと自分で感じた時は無理をせず、身を任せて時期が過ぎるのを待ちます。
心の中を吹き荒れる嵐が過ぎ去るのを待つときもありますし、気が付いたらいつも通りに過ごしていたりとその時々によって異なりますが、こんなことをして過ごしています。
スーパー銭湯・サウナへ行く
湯船に浸かりながら目を閉じていると、湯の音が聞こえてきます。じっと目を閉じて自分の心臓の音が聴こえるくらい、頭の中を空っぽにします。
できれば炭酸泉などで20分くらい湯の音と湯けむりを五感で感じながら、ゆっくりと過ごします。
サウナも自分の息使いと心臓の音、ストーブの温度差から発せられる金属的な”パチッパチッ”とした音、毛穴から吹き出る汗をじっと眺めながら頭の中を空っぽにして過ごします。
散歩をする
自然が多いところや普段の生活圏内とは別の場所を散歩します。一人でも良いですが、仲の良い友人や恋人、家族と散歩すると良いです。季節の変化を感じたり、話をしながら食べ歩きしたり、気の赴くままの散歩をお勧めします! ちい散歩や、ブラタモリ的なイメージですね。
散歩は適度な運動にもなるし、道中で新たな発見などがあると楽しい気分になります。
散歩の時は、歩数計をお忘れなく。
セントジョーンズワートを使用する
僕はDHCセントジョーンズワートをたまに服用しています。ハーブなので安全性は高いのですが、日本ではあまり馴染みがないですよね。海外では医薬品として使われる場合が多いようです。飲んでいるとマイナスな感情がプラスにはなりませんが、プラスマイナスゼロにはなります。
寝る前は良く、セントジョーンズワートのハーブティを飲んだりもします。錠剤もハーブティも、飲んだ時に倦怠感が出る場合があるので、車の運転をする予定のある時は飲むのを控えています。
効果としては、DHCのホームページには下記の通りの記載がありました。
・うつ病に対して医薬品と同等の効果がある。
・即効性はなく2~3週間継続すると効果が現れる。
・単独使用での安全性は高いが、医薬品との併用には注意。軽症から中等度のうつ病・季節性(冬期)うつ病。不安症・神経症。
DHCホームページより
妊娠中の女性は絶対に服用しないでください!
流産や早産の恐れがあります。また、胎児への悪影響の可能性もあります!
薬の飲み合わせも悪いので、薬を飲む予定のある方は薬剤師に必ず相談してください。
大声を出す環境を作る
やはり、大きな声を出すとストレスは発散されるし、嫌なことも忘れられます。カラオケ好きな方はカラオケで存分に大声を出して欲しいし、海に向かって「太陽のバカヤロー!」と罵声を浴びせても構いません。
僕は、ここ7年くらいはプロ野球を見るようになりましたので、応援歌を大声で歌って、思いっきり応援しています。得点時に知らない人とハイタッチするのも楽しいしね。
ビール飲みながら騒いでます。(負けると逆にストレス溜まります…)
大阪にあるピアットトーラーさんでは、ストレス発散・憂さ晴らしに思いっきりお皿を投げて割るというサービスを行っています。大きな声を出して思いっきり割るのも良いですね。
規則正しい生活を送る
往々にして、心が荒んでいる時は生活も荒れるもの。鬱っぽい時こそ、規則正しい生活を心がけましょう。掃除、洗濯、普段のルーチンをリズムよく行うことで、嫌な気持ちを忘れ去ることができたりします。
一心不乱に掃除すると、かなり気持ちも落ち着きますよ。掃除は僕のイチオシです。
その他のおすすめ
その他、音楽や読書もおすすめです。音楽は心に染み渡り、癒してくれたり勇気づけてくれます。読書は自分が異世界に飛び込むことで、現実を忘れさせてくれます。
カウンセリングや人に話を聞いてもらうのもおすすめです。
自分の気持ちを、誰かに ”受け止めて貰う” って大事ですよね。
さいごに
自分の気を正気で保つ方法は、人それぞれかと思います。”逃げるは恥だが役に立つ”なんてドラマがありましたが、逃げるのは全然恥ではないと思います。
心の避難場所は自分だけが知っているはず。
普段から自分の心の避難場所(好きな事)は用意しておきたいものですね。
ではまた。
著者プロフィール
- 1974年生まれ。福岡県出身、神奈川県在住。国際コーチング連盟ACC、国家資格キャリアコンサルタント。仕事で行き詰っている時にコーチングと出会い、救われた経験から認定コーチとなる。クライアントは20代〜50代ビジネスパーソン、中小企業経営者と幅広く、テーマも幅広く対応。趣味はプロ野球観戦と宝くじ。好きな物はパフェとアイス。特にセブンプレミアムアイスが大好き。
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