家族や友人同僚に相談できる人がいない
パーソナルコーチのやなけんです。
最近は会社に出勤せず、リモートワークをされている方も多いと思います。コロナをきっかけに、リモートワークを導入した企業にお勤めの皆さんは、在宅勤務がメインになっているようですね。通勤時間の削減や、苦痛の通勤電車に乗らなくてよいなどメリットばかりのように感じますが、最近では「孤独」を感じている人も多いように感じます。
あなたは今、孤独を感じていませんか?
仕事でどんな役割を求められていて、どんな活動をすればよいのか? 見えてこず、不安を感じながら仕事をしていませんか?
ちょっとした雑談が無くなった
新型コロナウイルス以前は、オフィスに出社していた人も多いと思います。
土日休みの会社であれば、月曜日の朝に週末の出来事などを同僚と話したり、仕事中もスキマ時間に雑談したり。ときにはタバコ部屋やコーヒータイムで一服など、ちょっとした雑談をする時間がありました。ところが、新型コロナウイルスで状況が一変、在宅勤務中心で一日誰とも会話をしない一定の層が生まれることとなりました。
朝、出社することなく、定時になったら自宅でパソコンを起動。黙々と仕事をし、お昼になったら一人でご飯を食べ、業務終了時にはパソコンをシャットダウンする。
下手したら一日誰とも会話をしなかった…そんな人もいるかも知れません。
Web会議・ミーティングも、必要以上の会話をせずに終了するため、非常に短い。長時間の無駄な会議・ミーティングがないのは幸せだけど、雑談も無くなってしまいました。
友人・同僚と会う機会が無くなった
11月に入ってから、新型コロナウイルスの感染拡大の勢いはものすごく、第三波として私たちに襲いかかっています。リモートワークができない業種などは、友人・同僚との食事で万が一感染してしまった場合、その影響は計り知れません。
会社であれば休業、家族が感染すれば子供は学校へ行かれなくなる。そして、感染者への誹謗中傷や差別。
誰しもが、
「職場で一番最初に感染するのは嫌」
そう思っていることでしょう。
結果的に、直接会って話す事を避けるようになりました。
意識して会話の時間を作る
このコロナの新しい生活様式の時代、話をすることというのは、「時間を作る」事が非常に重要だと考えています。
急に思い出しましたが、まだ携帯電話が無かった時代は、彼氏彼女で電話するには「●時●分に電話するから受話器の前にいて」などと、時間を指定して会話をしていました。
リモートワーク中心の生活でも、自分の抱える問題などを気軽に発信してヘルプを出せる人は良いのですが、そうでないと一人で抱えてこんで悶々と過ごしている人も多そうです。
そこで重要なのが、定期的な「仕事としての雑談」です。
1 on 1ミーティングとはまた異なるのですが、それに親しい、感じている事をざっくばらんに話ができる時間を作ることが現状打破へ繋がっていきます。できれば毎週、決まった時間に、定例として会話の時間を作ることをオススメします。
話を聴いてもらう環境がない場合
身の回りに、話を聴いてもらう環境がない場合はどうしたらよいのでしょうか?
どうしても行き詰まってしまった場合は、各相談機関の電話番号を掲載している厚生労働省のホームページがあります。メンタルヘルスから仕事が起因する悩み相談、法テラスなど、様々な悩みに対する相談先が記載されています。こうした機関を利用することをおすすめします。
利害関係の無い第三者への相談が良い場合、やなけんもお受け出来る可能性があります。
個人相談に関する詳細はこちらをご確認ください。
自分らしく充実した毎日を過ごせるように、時として第三者の力を借りることは必要だと思います。
20代・30代の若手との世代間ギャップに悩む、40代・50代が意識すべきこと
著者プロフィール
- 1974年生まれ。福岡県出身、神奈川県在住。国際コーチング連盟ACC、国家資格キャリアコンサルタント。仕事で行き詰っている時にコーチングと出会い、救われた経験から認定コーチとなる。クライアントは20代〜50代ビジネスパーソン、中小企業経営者と幅広く、テーマも幅広く対応。趣味はプロ野球観戦と宝くじ。好きな物はパフェとアイス。特にセブンプレミアムアイスが大好き。
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