利害関係のない相談者(話し相手)がいるメリット
パーソナルコーチのやなけんです。
家族や友人、会社の同僚などに自分の悩みや抱えている問題を話したくない、もしくは話せないことってありませんか?
プライベートな問題や会社の機密など、一人で抱えている人も多いのではないでしょうか? 誰にも話せないにも関わらず、どうしたらよいか活路を見い出せずにいてモヤモヤしている。そんな時、困りますよね。
利害関係のない相談者(話し相手)
病気のことだったり生活習慣だったり、仕事で進めているプロジェクトだったり。口の固い信頼のおける人であれば話しても大丈夫ですが、噂で広がったりする心配があると周囲には話せないですよね。
そんな時は利害関係のない第三者に話しを聞いてもらうと良さそうです。そんな機会はありますか?
- 私生活に何も影響しない人
- 仕事上でも利害関係がまったく無い人
こんな人を第三者と定義します。あなたの周りにいそうですか?
あなたの話を奪わず否定も肯定もしない、評価もしない。
「○○さんは、そう思っているのだね。それでその先にはどんな事が待ってるの?」など、思考を深める質問をしてくれて、頭の中にある考えを整理できる。そんな第三者がいるとよいのかなーと思います。
経営者が高級クラブに行く話を時おり聞きます。なぜ遊びに行くのかというと、会話の中で頭の中が整理され、考えをまとめたり自分の気持ちに気づけるから。そして、話を充分に聞いてもらう事で癒やされるから。
公私ともに関係の無い人へ自分のことを話すのは、非常に気が楽ですよね。
話を聞いてもらうのに手軽なのは、公的機関が設置している無料の相談窓口です。自分の心の中に抱えている事を話せる所や経営相談など、様々な窓口があります。
話を聞いてもらう人を選ぶ理想のポイントとしては、継続的に話ができる関係にあることです。
例えばバーやクラブであればマスターやママがゆっくりと話しを聞いてくれそうですよね。顔なじみになれば心を許して自分の事を素直に話せそう。過去に話した内容なども覚えてくれたりすると、意外な瞬間に新しいアイデアや方向性が閃きそうです。
もし、一人で抱え込んでしまうと思いつめたり考えが硬直したりで物事が前進せず、精神的にも悪影響が出る場合があります。だからこそ、利害関係のない相談相手(話し相手)を意図的に確保することはとても大切だと考えています。
話を聞いてもらうメリット
先日、クライアントから「こんなこと、妻とやなけんにしか話せない」と言われたのがとても印象的でした。
私自身もマイコーチとのセッションが、自分へ良い影響を与える事を実感しているところです。一番のメリットは沢山話を聞いてもらって気が楽になること。それにより、自分の気持をしっかりと保てる事です。どんなに大変で困難な状況でも、気持ちを保てていれば前に進めそう。
マイコーチとのセッションで、「気持ちが切れていないですね」」とフィードバックを貰いましたが、気持ちを保つ事と次の取るべき行動を発見していたのですね。
メリットが一杯なので、あなたも利害関係のない相談相手(話し相手)を、ぜひ見つけてくださいね。
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著者プロフィール
- 1974年生まれ。福岡県出身、神奈川県在住。国際コーチング連盟ACC、国家資格キャリアコンサルタント。仕事で行き詰っている時にコーチングと出会い、救われた経験から認定コーチとなる。クライアントは20代〜50代ビジネスパーソン、中小企業経営者と幅広く、テーマも幅広く対応。趣味はプロ野球観戦と宝くじ。好きな物はパフェとアイス。特にセブンプレミアムアイスが大好き。
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