コーチング資格やコーチングスクールの概算費用

コーチング資格やコーチングスクールの概算費用

パーソナルコーチのやなけん(@yanaken8787)です。

このページに訪れた人は、

  • コーチング資格の費用はどれくらいかかるのか?
  • どんなコーチングスクールがあるのか?
  • コーチングは、ビジネスとしては実際にどうなのか?

気になっている人だと思います。

私がコーチングと出会ったのは2012年。

社外の集合研修を受講した際、他社の上役の方から「コーチング」という単語を聞いたのが最初です。最初は「コーチング」が何か理解していませんでした。

その2年後、仕事で行き詰まった時に初めてコーチングを受けたとき、コーチングの可能性に魅力を感じました。たまたま周囲にコーチ資格を持っている人が多かったので、「世の中に必要なもので、自分もいつかは学びたい」と思っていました。

ちょっと調べただけでもコーチングを学ぶのは金額がとても高くて、「うへぇ~。自分には出せない金額だな~」と思ったのを今でもよく覚えています。

あなたがコーチングに興味を持ったきっかけはなんですか?

  • 仕事でコーチングを活用したいと思った
  • プライベートでコーチングを活用したいと思った
  • 子育てでコーチングを活用したいと思った
  • 今後の仕事として(もしくは副業として)、コーチングに興味を持った

きっかけは様々だと思いますが、「コーチングはどこで学べるの?」「学ぶには、どれくらい費用がかかるの?」「コーチングの資格を取る費用は?」色々と疑問が出てきている事でしょう。

現在の日本は、コーチング普及期に入ったと言われています。それに伴い、コーチ養成機関も多数あり、レベルも千差万別です。あなたが目指すコーチやコーチング像(職業としてのコーチ、コーチングを仕事やプライベートに活用)によって、「どこで学ぶべきか?」が変わってくると個人的に考えています。

あなたがコーチングを学んだ後は、どのように活用していきたいですか?

まずは、あなたの考えをハッキリさせた方が良いでしょう。

代表的なコーチングスクールと費用

ここからは、代表的なコーチングスクールを大きく3つのグループに分けて紹介していきます。

  • 国際コーチング連盟(ICF)の資格が取得できるスクール(ACTP)
  • 国際コーチング連盟(ICF)の資格取得に学習時間が算入できるスクール(ACSTH)
  • コーチングを学ぶ

コーチングスクールごとに目指す姿は様々です(それを我々は「流派」と呼んでいます)。学習者がトレーニングを終了する事で、スクール独自の認定を得ることが可能です。また、ACTPやACSTHを提供するスクールの終了者は、国際コーチング連盟(以下、ICF)に申請し条件を満たすことで、3つの資格いずれかを取得できます。これは流派問わず、客観的に一定のレベルを担保するものです。

コーチとして本格的に活躍していきたい想いがある人は、ACTPもしくはACSTHを提供するスクールで学ぶことをおすすめします。なお、下記の情報は2021年7月6日時点での情報です。詳細は各スクールのHPにて確認をお願いします。

※ ACTPおよびACSTHは、ICFが認定した学習プログラムのこと

■関係者の皆様へ
誤り等ございましたらすぐに訂正いたしますので、ご連絡をよろしくお願い致します。

ACTP提供スクール

スクール名 取得資格 費用(税込)
株式会社 コーチ・エィ
  • (一財)生涯学習開発財団認定コーチ
  • (一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
  • 国際コーチング連盟(ICF)認定資格(要条件達成と申請)
1,650,000円
株式会社コーチ・アイエヌジー
  • ホールシステムコーチング認定コーチ
  • 国際コーチング連盟(ICF)認定資格(要条件達成と申請)
797,000円
株式会社コーチング・システムズ
  • 共創コーチ
  • 国際コーチング連盟(ICF)認定資格(要条件達成と申請)
828,300円
CTIジャパン(株式会社ウエイクアップ)
  • CPCC
  • 国際コーチング連盟(ICF)認定資格(要条件達成と申請)
1,507,000円
CRR Global Japan 合同会社
  • CRR Global 認定
  • ORSCC
  • 国際コーチング連盟(ICF)認定資格(要条件達成と申請)
1,692,900円
一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート
  • マインドフルコーチ
  • 国際コーチング連盟(ICF)認定資格(要条件達成と申請)
1,063,685円
一般社団法人 東京コーチング協会
  • TCAPC
  • 国際コーチング連盟(ICF)認定資格 PCC(要申請)
1,162,360円

スタンダードなコーチングを教えてくれるところから、脳科学を取り入れたもの、対個人ではなく「組織」に対してコーチングを行うもの、マインドフルネスを組み合わせたものなど様々です。

ACTP提供スクールは学習終了後にスクールの認定試験に合格する事で、ICFの実技試験が免除されます。各スクールでICFの代わりに実技試験の審査を行うイメージです。

ACTPスクールで学ぶメリットとしては、実技審査やその他、すべて日本語でOKであること。また、学習を終了するにはそれなりの時間と経験を必要としますので、卒業時にはコーチとして実力がついていると考えて良いでしょう。

ACSTH提供スクール

ACSTH提供スクールでは、ICF受験資格を得るまでのトータル費用で算出しています。

スクール名 取得資格 費用(税込)
株式会社 アニメートエンタープライズ アソシエートコーチ 676,500円
一般社団法人コーチングプラットフォーム コーチングプラットフォーム認定コーチ 336,600円
Gallup ギャラップ認定ストレングスコーチ 997,700円
銀座コーチングスクール GCS認定コーチ 379,500円
一般社団法人ジャパン・コーチ・ラーニング JCLA認定コーチ 445,500円
NPO法人日本スクールコーチ協会 日本スクールコーチ協会認定コーチ 462,000円
NPO法人ヘルスコーチ・ジャパン ヘルスコーチ・ジャパン認定資格 350,000円
シックスセカンズジャパン株式会社
  • EQプラクティショナー
  • SEI EQアセッサー
616,000円

ACSTH提供スクールでは、ICF資格受験に必要な「メンターコーチング10時間」をプログラムに組み込んでいる所や、別途任意で用意している所など様々です。まずはコーチングスクールの資格認定を目指し、その後にICF資格受験を判断するのが良いと考えています。

各スクールのHPを見た個人的な感想ですが、独自認定資格取得までのステップや費用がすぐに理解できないところや、メンターコーチングの必要時間数を満たしていない(誤記かも知れませんが…)と思われる内容もありましたので、よく注意が必要です。

なお、シックスセカンズジャパンはICF JapanではACTP提供スクールと表記ありますが、EQCC((上級)EQコーチ認定資格セミナー)の日本開催予定が現在ないため、日本で受講できるプログラムをすべて終えてもACTP申請はできません。学習時間を算入できますので(シックスセカンズジャパン事務局へ確認済み)、当ホームページではACSTH提供スクールとして定義します。

コーチングを学ぶ

ここからは、ICFの資格取得はできないけど、コーチングを学びたい人向けの個人的にオススメなスクールを紹介していきます。

スクール名 費用 特徴
コーチングを受けながら学ぶなら【CoachEd】 547,800円 組織の経営者やマネージャーのためのプログラムで、実際にコーチングを受けながら、コーチとマンツーマンでチームメンバーの成長に寄与するコーチングスキルを学べる。
THE COACH Academy 720,000円 完全オンラインのスクールで、実践が中心。Slackのコミュニティがあり、仲間から学びを得ることが可能。終了時はCACP認定が得られる。ICFのCCE(資格保有者の継続学習)に認定されている。
ZaPASS Coach Academy 594,000円 オンラインで学ぶスクールで、録画対応で急に当日参加できない場合や復習に活用できる。またコミュニティで仲間とともに学びを深める事ができる。終了時はZaPASS認定コーチが得られる。

コーチ資格は得なくても、自分の組織やチームにコーチングを活用したい、プライベートで活用したい……など、敢えてICF資格や認定資格にこだわらない選択もありです。特に、経営者やリーダー層に特化したRIZAPのようにマンツーマンで学べるところがあるのはコーチングの活用が広がりそうです。

こちらで取り上げた以外でも、コーチングを学べるスクールは沢山あります。私が知らないだけで良いスクールもありそうです。

あなたがコーチングを学ぶ目的を達成できるスクールを選んで貰えればと思います。

国際コーチング連盟(ICF)の資格について

ICFの資格は3つあります。

  • ACC(アソシエイト認定コーチ)/経験100時間以上(有料75時間)
  • PCC(プロフェッショナル認定コーチ)/経験500時間以上(有料450時間)
  • MCC(マスター認定コーチ)/経験2500時間(有料2250時間)

資格の順位で言うと、ACC < PCC <MCC となります。

そして資格の申請方法は3つです。

  • ACTP Path
  • ACSTH Path
  • Portfolio Path

ACTPとACSTHは、前述したスクールで学習を終了していれば対象です。受験申請の詳細はICF JapanのHPで確認を頂きたいのですが、ここではACCを申請する際の費用をお伝えしていきます。

ICF本部会員 非会員
ACC ACTP Path 100 USドル 300 USドル
ACC ACSTH Path 300 USドル 500 USドル
ACC Portfolio Path 400 USドル 600 USドル

私はPortfolio Pathで申請を行いましたが、ICF非会員のため、$600を申請費用として支払いました。先月、日本円での請求が確定して引き落とされましたが67,212円でした。

上記金額には実技審査とオンラインでのテスト(CKA)1回の受験費が含まれますが、不合格となり再受験する際は追加で料金が発生します。

また、申請に先立ち、受験要件の一つであるメンターコーチングを10時間行うことが必要です。これはコーチングスクールで用意している事が多いですが、私の場合は10時間で別途110,000円でした。

なんだかんだ費用がかかります。

ビジネスとしてのコーチング

ここまで、主にコーチングスクールの費用やICF資格の申請費用などをお伝えしてきました。

では、ビジネスとしてのコーチングはどうなのでしょうか?

アメリカでは2019年のコーチング市場は約1兆6,000億円、日本では300億円でした。近年日本では普及期に入ってきたと言われていますが、ここからどれだけ市場が拡大していくのかは、「質の高いコーチングを受けてコーチングを活用する人が増えること」が重要と考えます。

新型コロナウイルスを発端に、コーチングの需要が高まっていると実感しています。しかし、前述した「質の高いコーチング」を提供していかないと市場が成長しない可能性が出てきます。言い換えると、粗悪な質の低い、クライアントのための時間を提供できていないコーチ(と名乗る人々)が増えてしまうと業界全体が縮小してしまいます。

各コーチングスクールやコーチを生業としている人々の、流派問わず横断的な努力が必要な時期に入ってきました。

さいごに

「コーチ道、入口あって出口なし」

誰が言ったのかは知りませんが、こんな言葉を聞きます。ICFの資格を取得しても学び続けるために更に費用が必要なことから、個人的には「コーチ沼」と呼んでいます。

職業としてのコーチは60歳を越えてもできる仕事ですし、よりよく生きる人を増やすための素晴らしいコミュニケーション技術だと確信しています。これからの日本では、コーチングをもっともっと普及させていくべきです。一部のコミュニケーション技術は義務教育に組み込みたいくらいです。

そんなコーチングの可能性を感じるためにも、まずはあなたがクライアントとして、まずは体験コーチングを受けてみると良いでしょう。そして興味が高まってきたら、ぜひコーチングを学んでみてください。

やなけんのコーチング費用

著者プロフィール

やなけん
やなけんパーソナルコーチ
1974年生まれ。福岡県出身、神奈川県在住。仕事で行き詰っている時にコーチングと出会い、救われた経験から認定コーチとなる。クライアントは20代〜50代ビジネスパーソン、中小企業経営者と幅広く、テーマも幅広く対応。現在は、国際コーチング連盟(ICF)のACC(Associate Certified Coach)取得に向けて活動中。趣味はプロ野球観戦と宝くじ。好きな物はパフェとアイス。特にセブンプレミアムアイスが大好き。

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Posted by やなけん